2020年10月23日金曜日

BUZZ RICKSON'S
No. BR14700 / TOYO ENTERPRISE 55th ANNIVERSARY MODEL
“TYPE MA-1 & TYPE B-15C (MOD.) REVERSIBLE”







BUZZ RICKSON'S

No. BR14700 / TOYO ENTERPRISE 55th ANNIVERSARY MODEL “TYPE MA-1 & TYPE B-15C (MOD.) REVERSIBLE”

パイロットの生命を守るための軍用装備品として誕生し、航空機の発展と共に改良を重ね、

進化を遂げてきたフライトジャケット。

その中でも究極のフライトジャケットとして今なお君臨し続けているのが「MA-1」である。

 


インターミディエイトゾーンと呼ばれる-10℃から10℃までの気温域用ジャケットのルーツは

1939年に採用されたB-6というシープスキン製ジャケットにあり、

コットン製のB-10やB-15、B-15A、ナイロン製のB-15B、B-15C、B-15Dを経て

1950年代に登場するMA-1へと至る。通称「1stモデル」と呼ばれる初期型

(スペックナンバーMIL-J-8279)から始まり、MA-1はその後もさらに進化を続け、

1961年の通称「Cタイプ」(MIL-J-8279C)からはオレンジライニングの

リバーシブル仕様に。これは緊急時にコックピットから脱出したパイロットの

視認性を高めるためのディテールで、一般的に「MA-1」と聞いて想起されるのはこの

リバーシブルのモデルであろう。



1965年に創業した東洋エンタープライズ社の55周年を記念し、

バズリクソンズからリリースされるアニバーサリーモデルには、

その画期的な機能を取り入れた。

表側はセージグリーンの2/2ヘビーナイロンツイル生地を使用したMA-1、

裏返すとエアフォースブルーの3/1ヘビーナイロンツイル生地を使用した

B-15C(MOD.)として着用できるリバーシブル仕様。

セージグリーン側では敢えてエアフォースブルーのリブやファスナー、

ステッチの色を生かし、バズリクソンズのブランドカラーである

ブルーとセージグリーンのコントラストが美しい一着へと仕上げた。

 

通常、オレンジライニングのMA-1を復刻する際は、

インターライニングのウールパイルを固定させるために裏地とウールパイルを

2本針で縫い合わせ、最後に表地と接合させているが、このジャケットは

「両面が表」であるが故にウールパイルを固定させるための

2本針ステッチを入れることができない。

また両面ともにオキシジェンタブやICSコード用ループ、

身頃のスラッシュポケットや袖のシガレットポケットが再現されており、

フライトジャケット2着分の工程を経てようやく完成に至るのである。

この難易度の高い仕様に挑み、我々が長年培ってきた技術を惜しげもなく投入した本作は、

東洋エンタープライズの創業55周年を飾るメモリアルジャケットであり、

バズリクソンズの誇りを表すトレードマークを特別にステンシルして世に送り出す。








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